ポケモンカードゲームでは、ポケモンのカード他をある一定の規則にしたがって60枚集めたものをさします。
これらを二つ用意すれば、ポケモンカードを使い対戦することができます。


・・・しかし、僕はこの定義で言う『デッキ』というのはただの「紙束」でも『デッキ』と呼ばれることに疑問を感じます。
したがって、ここではまず僕の考える『デッキ』の定義からいきたいと思います。


結論から言うと、僕が考える『デッキ』というのは「あるコンセプトに沿って、プレイヤーにとって最適なカードの配分をした60枚」だと思っています。
「あるコンセプトに沿って」というのは分かりやすいですね。例えば『バクフーンgrを使ってレシラムを補佐し、レシラムで無双する』というコンセプトで組まれたレシバクフや、『とにかく相手の場が揃う前に速攻で相手の場をかき乱す』というコンセプトで組まれたチラアーク、といった感じです。
各デッキ毎に、デッキをもし名乗るならば、必ずコンセプトがあるはずです。
コンセプトもなしにポケモン、トレーナーズ、エネルギーを60枚集めたのはただの紙束ですよね。
さて、問題はそのあと、「プレイヤーにとって最適なカード配分をした」というのがすこし分かりにくいかもしれませんね。

例えば、強い人のデッキレシピをそのまま猿真似した紙束。
それは『デッキ』とは呼びません。
なぜならそれは自分に最適かは分からないからです。
もしかしたらこのカードを入れたほうが強いかもしれない、とか、このカードはいらないんじゃないか。とかを、対戦数を重ねると必ず分かってきます。
そうやって「自分自身で納得のいく形にまとめられた60枚」こそがデッキだと思っています。
人によっていろいろなことが異なります。
サポトレ配分やポケモンのラインなんかがいい例ですね。
例えばチェレンより坊主の修行の方が回しやすい、とか、ポケモン通信は終盤に来てもあまりいらないからポケモンキャッチャーに変えよう、とか、ふしぎなアメを四枚入れているから一進化ポケモンは減らせるな、とか。
個人の性格も関係してきます。
序盤からガンガン攻めていきたいような性質の人はふたごちゃんなんて滅多なことがないと入れないと思います

そういった意味で『デッキ』と呼べるデッキは、本当に、ごく少数となります。
大きな大会で優勝するようなものでも、プレイヤーが納得していなければそれは「紙束」となるかもしれません。
組んだ当初は完璧だと思っていたけど、いざまわしてみたら綻びが見つかった、なんてこともありますね。
あるいはよく負けるデッキでも、「自分の回したいように回っているからいい」とプレイヤーが思っていれば、それは『デッキ』と呼ぶに値するでしょう。


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