君の名は。感想

2016年8月28日 映画
 ネタバレ含みます。
 あとただの一キモータの意見ですので「こんな意見もあるのか」程度に。



 君の名は。昨日見ました。
 たまたま昨日三時間くらい空いたので、せっかくだったらとCMもやってるし秒5は面白かったということでそれなりに期待して見ました。
 当日は土曜日だったこともあり結構リア充が多かったですね。最近基本的には映画をボッチで見に行ってる私のような客は少なかったと思います。キモータには場違いってか。すまんな。


 感想としては、面白かったんだけど秒5ほどじゃなかったかな、というものです。
 主人公二人のコンビの演技や挿入歌の使い方などについては、やはりさすが、という他ないような感じでした。中盤部くらいまで、具体的には瀧くんが村に向かうくらいのところまではそれなりに感情移入もできました。
 でも、肝心の後半部では、なんというか、「おらお前らこういう演出したら感動するんだろ」っていう感動の押し売りというか、ちょっとやりすぎでは?と思っちゃって違和感を持ったままラストまで行って終わってしまった感じです。
 結局主人公の名前がキーになっているのかと思えばタイトル回収が大変微妙な形で(当社比)行われ「今そんなこと気にしてる場合じゃないやろ」って思ってしまいました。なんか魚の小骨がのどにつまったまま食事続けてるみたいな、そんな感じでした。


 主人公の三葉と瀧くんのキャラクターや、周りをとりまくキャラもいい味を出していただけに、恋に落ちてからのクライマックスまでのくだりの脚本がちょっと強引だったかなと思いました。
 でも、周りのリア充は全員「面白かった」か「寝てた」しか言っていなかったので、リア充なら楽しめる作品なのかな、と思っていました。秒5はうまいこと脚本がリアリティを入れていたので、今回もそういう作品になってることを期待してしまいましたが、ちょっとハードルを上げすぎたかな、と。
 今度からは映画を見る時はあまりハードルを上げすぎずに見ようと思います。

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