※この記事は、ポケモンカードをはじめたけどデッキの作り方がわからない初心者向けの内容です。

第一回 http://otonpcg.diarynote.jp/201112072228001951/
第二回 http://otonpcg.diarynote.jp/201112102118346382/



前回まではデッキの強化の方法を述べてきました。
今回はいよいよ自分で一からデッキを作っていきましょう。

その前提として、デッキを作る際に「これをすると強いデッキができるよ!」というデッキづくりの「型」を書きます。
慣れてきたらもちろん自分でどんどん好きなようにデッキを作っていけばいいのですが、
初心者の間はとりあえず強いデッキの「型」にはまったデッキを組むことをお勧めします。


一つ目は「デッキのタイプはできるだけ一つにする」ということです。
なぜそうしなければならないのか、理由はエネルギーをより効率的につけていくためです。


たいていのポケモンは、同じタイプのエネルギーをつけないと攻撃できません。
炎タイプなら炎エネルギーをつけないとだいたいは攻撃できません。

たとえばデッキに水タイプと超タイプと鋼タイプがデッキに入っていると、
水エネルギーと超エネルギーと鋼エネルギーを入れなければいけません。
どのポケモンでもまんべんなく攻撃しようと思ったらとても多くのエネルギーをデッキに入れなければいけません。
そうするとトレーナーズのカードがほとんど入れられません。
後で取り上げますが、トレーナーズのカードをたくさん入れないとデッキが強くなりません。

トレーナーズのカードをたくさん入れるために、ある程度エネルギーの枚数を減らさないといけません。
そうすると、多くのタイプを入れていては、なかなか攻撃できませんよね。
なので最初のうちは、デッキのタイプは一つにすると、強いデッキが作れます。


しかし、ここで一つ重要なポケモンがいます。
それは「無色エネルギーで攻撃できるポケモン」です。

無色エネルギーとは、アスタリスクのようなマークで、
チラチーノやトルネロスのようなポケモンがその例です。

無色エネルギーで攻撃できるポケモンは、どんなエネルギーをつけても攻撃できます。
たとえば無色エネルギー一個で攻撃できるポケモンは、
草エネルギー一枚をつけても攻撃できますし、雷エネルギーをつけても攻撃できます。
もちろんほかのエネルギーでもオッケーです。

なので、弱点が偏っていて苦手なタイプに勝てない!というときは、
苦手なタイプに有利なポケモンとタイプを入れる前に、無色エネルギーで攻撃ができるポケモンを使うことをお勧めします。

また、ゾロアーク(BW1)やレシラム(BW1)は無色タイプではありませんが、どちらも無色タイプ2個で攻撃ができます。
このようなポケモンも入れてみるといいかもしれませんね。



まず一つ目は、「デッキのタイプはできるだけ一つにする」です。
そしてもう一つ、強いデッキを作るにあたって意識することがあります。
それは「トレーナーのカードを25枚以上いれる」ということです。


トレーナーズのカードは、自分の戦いを有利に進められます。
たとえば出したいポケモンは、最大でもデッキに4枚しか入れられません。
そんなカードをトレーナーズのカードを入れていないデッキで引こうと思ったら、引ける確率は何と約7%
つまり引きたいカードを引けるようにしたり、またそのほかにも戦いを有利に進めるために、トレーナーズのカードは必要不可欠というわけです。
にも関わらず、初心者の方はトレーナーズのカードをあまりいれない傾向にあるので、意識して入れるようにしましょう。

とはいっても闇雲にトレーナーズのカードを入れればいいというわけではありません。
トレーナーズは大きく分けて4種類あります。
それをバランスよく入れることが、強いデッキづくりにつながります。

ここではその4種類を紹介します。
入れる枚数の目安も書きますので、よかったら参考にしてください。

①ポケモンを手札に加えるカード (6~10枚)
例:ハイパーボール、レベルボール、ポケモン通信 など

デッキからポケモンのカードを手札に加えるカードです。
たねポケモンを手札に加えたり、また進化ポケモンを手札に加えて場にいるポケモンを進化させたりするのを助けてくれます。
このカードが少ないと、ポケモンが場からいなくなって負けてしまったり、なかなか進化できなかったりします。
たねポケモンデッキなら少なめでもいいですが、1進化、2進化のポケモンを入れている場合は多めにいれましょう。


②手札を増やすカード (10~15枚)
例:アララギはかせ、チェレン、ベル など

大きくいえばNやポケモン図鑑もここにはいると思います。
単純に手札を増やすカードです。
手札を増やせばそれだけ選択肢が増えるので、デッキのスペースと相談しながらいっぱい入れましょう。
でも現状BWのカードで手札を増やすカードはサポーターが主なので、入れすぎにも注意です。


③倒されたポケモンやついていたエネルギーをまた使えるようにするカード (1~3枚)
例:すごいつりざお。エネルギー回収、げんきのかけら など

メインのポケモンは最大でも4枚(進化なら4セット)までしか入れられません。
デッキのスペース上もっと減らさないといけないかもしれません。
そのメインのポケモンが全員倒されて戦いが極端に不利になるのは避けたいので、
ポケモンやエネルギーをデッキに戻せる「すごいつりざお」や、たねポケモンだけですが直接場にだせる「げんきのかけら」は入れたほうがいいです。


④バトルを有利に進めるカード (8枚~)
例:プラスパワー、ポケモンいれかえ、ポケモンキャッチャー、しんかのきせき、ランダムレシーバー など

①~③に含まれないカードが主です。
このカードを多く使えばバトルが有利になります。
このようなカードは、デッキの特性やプレイングによって入れる枚数が左右されるので、一概には言えませんが、
「ポケモンいれかえ」や「ポケモンキャッチャー」は必須かと思われます。
デッキによってはこのカテゴリに含まれるカードが多くなり、多くなるにつれプレイングが難しくなっていきますので、最初は「ポケモンいれかえ」と「ポケモンキャッチャー」と「ランダムレシーバー」だけでも十分かもしれません。



いかがでしたでしょうか?
デッキづくりに慣れる前は
「デッキのタイプをできるだけ一つにする」
「トレーナーズのカードは25枚以上入れる」
この二つの「型」にはめてデッキを作ってみましょう


次回はこの「型」に基づいて、実際にデッキを作っていきます。

分からないことや質問、指摘等ありましたら、遠慮なくコメント欄に記載してください。
可能な範囲で回答します。



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詳しい概要はコチラ
http://otonpcg.diarynote.jp/201112102118346382/

コメント

ゆり♪パパ
2012年1月6日23:15

私達がよく行くジムチャレは、強い人が多くて、いつもぼろ負けです。

レジェンドのトレーナーカードは、恐怖です。
双子、ジャンク、ボウズ・・・
怖い怖い。

ゆり♪パパ
2012年1月6日23:41

サポ引けないので、最近、ポケ、エネ減らして、サポ大目に入れました。
20枚づつとか、無理ってわかりました。
黒の書って何?って感じです。

けいりょう(KR)
2012年1月6日23:42

すっごく上手くまとめられてますね!
これがちゃんと読めれば強くなる早道なんですが
やっぱり好きなポケモンとか入れちゃう傾向が強いですよね、やり初めは。

サポートを含めたトレーナーズのカードは30枚前後がデフォですね!
じゃないと回らないです、特殊なデッキ以外は(笑)

キルミーあかさき
2012年1月7日9:46

ゆりぴーパパさん>
BWレギュならサポーターは大体12枚くらいは入れておきたいですね。

多分最初は、20枚ずつと書くのがいいんでしょうね。
トレーナーズのカードの強さを、なかなか簡単には教えられませんからね。
そういったことも、次回でるポケカ攻略本には期待したいところです。

けいりょうさん>
お褒め頂き光栄です。

初心者にありがちなのが「好きなポケモンとそのタイプのエネルギーをとりあえず入れて、トレーナーズはほとんど入れない」というのが典型でしたので、それをまずは改善してもらわないと!と思って書きました。
トレーナーズのカードに関しては、
出来ればBWレギュ以降なら30枚以上いれて!と書きたかったところなのですが
まあ25枚が妥協点かなと思いました。

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