【コラム】ジバエンブ使いのため(?)のジバエンブ論
2012年1月25日 ポケモンカードの理論的ななにか コメント (4)めっちゃ突っ込んだ話なので誰得感がありますが、せっかく釣り針が垂れていたので釣られてみます(笑)
個人的な見解(偏見)が大量に流入している文章なので、「ヘーソーナノカー」くらいの気構えで読んでいただければ幸いです。
さて、ジバエンブ、と一言に言っても、いろいろな型があります。
・通常型
サンプルレシピ 特に無し
ジバエンブにおいて、だいたいサブアタッカー1~2種、サポーター10枚程度
多分普通の人が使って普通に回せる型だと思います。
レシピはネット中に散乱しておりますので、適当に探してください。
今回はこいつについては考えません(笑)
・双子展開型(ミネソタ型)
サンプルレシピ チーフさん作
http://frytofreedom.diarynote.jp/201201190251569738/
ピチューで場にたねポケモンを展開して、その後にポケモン一匹倒されたところで「ふたごちゃん」を使い確実にジバコイルを立て、展開する型です。
レックデオで先攻されたサイドを巻き返していくのが前提です。
・おトン型
サンプルデッキ おトン作
http://otonpcg.diarynote.jp/201201232157103063/
ランダムレシーバー基軸で回し、サポーターを極限まで減らした型。
サブアタッカーの選択はさまざまです。
僕自身が普通のジバエンブを回したことがないので、ミネソタ型とおトン型の比較という形式でお話ししていきます。
【サポーター配分】
ミネソタ型
ふたごちゃん 3枚
N 2枚
(釣り人 2枚)
おトン型
オーキドはかせの新理論 2枚
N 2枚
(ランダムレシーバー 3枚)
ミネソタ型とおトン型の最大の違いは、もちろん双子ちゃんの存在です。
双子ちゃんの採用をするか否か、それに伴いランダムレシーバーの有無がかかわってきています。
ミネソタ型の前提として、いかに双子ちゃんを手札に握っていられるか、というのが重要です。
対しておトン型は、双子ちゃんを入れず、ランダムレシーバーで少しでもサポーター類へのアクセスを容易にしています。
ミネソタ型のメリットは、双子ちゃんが握れていると事故りません。
逆にデメリットとしては、双子ちゃん依存、という点です。
おトン型のメリットは、序盤から終盤までランダムレシーバーを、ジャンクアームなどを使って安定感を得ることができます。
逆にデメリットは、双子ちゃんのように確実に1枚のカードでジバコイルが立つ、という保証がない、という点です。
どちらがいい、ということはありません、要は不確定要素をどちらに置くか、という点が違います。
双子ちゃんを手札に握れるか、という不確定要素だけを持っているか、サポーターを使ってアメやジバコへのアクセスが出来るか、という不確定要素を持っているか、そこが大きな違いです。
前者のサポートポケモンにピィ、後者のサポートポケモンにドーブルが重宝さっれるのは不確定要素が異なっているからです。
【展開、ゲーム運びの違い】
もちろんサポーターの使い方を含め序盤から終盤までのゲームの運び方が全然違います。
ミネソタ型の展望としては、序盤はピチューで展開してからひたすら地道にピピピをします。サイドは先攻されるのが前提で、そこからジバコイルを立て電磁ドローをからめつつエンブを立ててサイド1-1or1-2交換を展開していきます。基本的に相手のデッキがEX中心ならサブアタッカーは用意せずに、ジバコイルだけで1-2交換をしていき、相手が通常ポケモン、特にテラキオンなどエネ効率対取れるサイドの枚数があまり効率のよくない場合は、レックデオを展開して殴ります。
基本的にレックデオは奇襲的な起動となりますので、釣り人などを一緒に握り、かつトラッシュにエネをプールする必要があります。しかし、爆発力やジバコでの突破力、またジバコイルを場に常に一体以上置き、毎ターン電磁ドローを切らさずに使い続けられるのは間違いなくこちらです。プレイングの肝としては、「遊んで双子にうまくつなげられるか」「エネ管理ができているか」の2点だと思います。
対しておトン型の展望としては、たねをあまり展開せずに、ドーブルの似顔絵からジバコイルへのアクセスルートを開拓したり、トルネロスEXで積極的に殴って行ったりと、いろいろと場合があります。
中盤、終盤も基本的にはジバコイルかトルネロスEXかどちらのアタッカーを使うのが効率的か、というのを考慮しながら戦っていきます。基本的に相手がEXポケモンならジバコイル、そうでないならトルネロスEXです。
プレイングにおいて重要なのは、とにかく最善手を選び続ける必要があるという点です。ミネソタ型のように展開パターンはこれといってなく、ドーブルの似顔絵でどのようなサポーターを使うか、そもそも序盤からトルネロスEXで攻撃していくべきなのか、初手やドローしてくるカードから判断しなければいけません。
こう述べるとおトン型は展開パターンが無い分ミネソタ型より難しいから、と考える方がいるかとは思います。まあそんな風に書きましたから。
しかしミネソタ型にはおトン型と比べて、「エネルギー管理がシビアである」という点がおトン型と、ひいては現環境の他のどんなデッキとも異なる点です。
ロストバーンで正面を素直に倒すべきなのか、後ろのポケモンをキャッチャーで呼び出すべきなのか、デッキの残りエネ枚数、サイドに落ちたエネの枚数、トラッシュにあるエネの枚数、そのすべてを把握しながらプレイをしていかないと、最後の段階で「オゾンクライマックスが打てない」「サイド2枚残っているのにエネが残り3枚しかない」という事態になれば、詰みます。おトン型は、とりあえずトルネロスEXが攻撃できれば、まだ勝ち目があります。
ありていな言葉ですが、0%と1% は紛れもなく別ものです。
【結論】
結局どっちがいいか、ということですが、本当に好みの問題です。ミネソタ型とおトン型は、ともにどちらも「ジバエンブ」を名乗ってはいますが、まったく別のデッキといってもいいでしょう。
以下に上記したことやその他特徴を列記しますので、もしよければ参考にしてください。
ミネソタ型
・ふたごで展開できれば楽、できなければ詰み。
・メインアタッカーはジバコイルになるので、ジバコラインが太い。
・EXポケモンが主体でないデッキには、レックデオがいる分有利。
・序盤の展開はある程度パターン化されている。
・エネ管理がシビア。
・アタッカーを切らさないために常にジバコイルを用意するルートを考える。
おトン型
・ドーブルで展開できれば楽。
・メインアタッカーがジバコイル以外にもいるので、スペースの関係でジバラインが細めでも問題ない。
・EXポケモンが主体でないデッキ、特にトルネロスEXが苦手なゼクロム(BW1)が大の苦手。
・序盤の展開パターンが体系化されておらず、回し方に慣れるまで大変。
・エネ管理が割と楽。
・極論を言えば、ジバコイルがいなくとも殴り続けることは可能なので、手札管理が楽。
個人的な見解(偏見)が大量に流入している文章なので、「ヘーソーナノカー」くらいの気構えで読んでいただければ幸いです。
さて、ジバエンブ、と一言に言っても、いろいろな型があります。
・通常型
サンプルレシピ 特に無し
ジバエンブにおいて、だいたいサブアタッカー1~2種、サポーター10枚程度
多分普通の人が使って普通に回せる型だと思います。
レシピはネット中に散乱しておりますので、適当に探してください。
今回はこいつについては考えません(笑)
・双子展開型(ミネソタ型)
サンプルレシピ チーフさん作
http://frytofreedom.diarynote.jp/201201190251569738/
ピチューで場にたねポケモンを展開して、その後にポケモン一匹倒されたところで「ふたごちゃん」を使い確実にジバコイルを立て、展開する型です。
レックデオで先攻されたサイドを巻き返していくのが前提です。
・おトン型
サンプルデッキ おトン作
http://otonpcg.diarynote.jp/201201232157103063/
ランダムレシーバー基軸で回し、サポーターを極限まで減らした型。
サブアタッカーの選択はさまざまです。
僕自身が普通のジバエンブを回したことがないので、ミネソタ型とおトン型の比較という形式でお話ししていきます。
【サポーター配分】
ミネソタ型
ふたごちゃん 3枚
N 2枚
(釣り人 2枚)
おトン型
オーキドはかせの新理論 2枚
N 2枚
(ランダムレシーバー 3枚)
ミネソタ型とおトン型の最大の違いは、もちろん双子ちゃんの存在です。
双子ちゃんの採用をするか否か、それに伴いランダムレシーバーの有無がかかわってきています。
ミネソタ型の前提として、いかに双子ちゃんを手札に握っていられるか、というのが重要です。
対しておトン型は、双子ちゃんを入れず、ランダムレシーバーで少しでもサポーター類へのアクセスを容易にしています。
ミネソタ型のメリットは、双子ちゃんが握れていると事故りません。
逆にデメリットとしては、双子ちゃん依存、という点です。
おトン型のメリットは、序盤から終盤までランダムレシーバーを、ジャンクアームなどを使って安定感を得ることができます。
逆にデメリットは、双子ちゃんのように確実に1枚のカードでジバコイルが立つ、という保証がない、という点です。
どちらがいい、ということはありません、要は不確定要素をどちらに置くか、という点が違います。
双子ちゃんを手札に握れるか、という不確定要素だけを持っているか、サポーターを使ってアメやジバコへのアクセスが出来るか、という不確定要素を持っているか、そこが大きな違いです。
前者のサポートポケモンにピィ、後者のサポートポケモンにドーブルが重宝さっれるのは不確定要素が異なっているからです。
【展開、ゲーム運びの違い】
もちろんサポーターの使い方を含め序盤から終盤までのゲームの運び方が全然違います。
ミネソタ型の展望としては、序盤はピチューで展開してからひたすら地道にピピピをします。サイドは先攻されるのが前提で、そこからジバコイルを立て電磁ドローをからめつつエンブを立ててサイド1-1or1-2交換を展開していきます。基本的に相手のデッキがEX中心ならサブアタッカーは用意せずに、ジバコイルだけで1-2交換をしていき、相手が通常ポケモン、特にテラキオンなどエネ効率対取れるサイドの枚数があまり効率のよくない場合は、レックデオを展開して殴ります。
基本的にレックデオは奇襲的な起動となりますので、釣り人などを一緒に握り、かつトラッシュにエネをプールする必要があります。しかし、爆発力やジバコでの突破力、またジバコイルを場に常に一体以上置き、毎ターン電磁ドローを切らさずに使い続けられるのは間違いなくこちらです。プレイングの肝としては、「遊んで双子にうまくつなげられるか」「エネ管理ができているか」の2点だと思います。
対しておトン型の展望としては、たねをあまり展開せずに、ドーブルの似顔絵からジバコイルへのアクセスルートを開拓したり、トルネロスEXで積極的に殴って行ったりと、いろいろと場合があります。
中盤、終盤も基本的にはジバコイルかトルネロスEXかどちらのアタッカーを使うのが効率的か、というのを考慮しながら戦っていきます。基本的に相手がEXポケモンならジバコイル、そうでないならトルネロスEXです。
プレイングにおいて重要なのは、とにかく最善手を選び続ける必要があるという点です。ミネソタ型のように展開パターンはこれといってなく、ドーブルの似顔絵でどのようなサポーターを使うか、そもそも序盤からトルネロスEXで攻撃していくべきなのか、初手やドローしてくるカードから判断しなければいけません。
こう述べるとおトン型は展開パターンが無い分ミネソタ型より難しいから、と考える方がいるかとは思います。まあそんな風に書きましたから。
しかしミネソタ型にはおトン型と比べて、「エネルギー管理がシビアである」という点がおトン型と、ひいては現環境の他のどんなデッキとも異なる点です。
ロストバーンで正面を素直に倒すべきなのか、後ろのポケモンをキャッチャーで呼び出すべきなのか、デッキの残りエネ枚数、サイドに落ちたエネの枚数、トラッシュにあるエネの枚数、そのすべてを把握しながらプレイをしていかないと、最後の段階で「オゾンクライマックスが打てない」「サイド2枚残っているのにエネが残り3枚しかない」という事態になれば、詰みます。おトン型は、とりあえずトルネロスEXが攻撃できれば、まだ勝ち目があります。
ありていな言葉ですが、0%と1% は紛れもなく別ものです。
【結論】
結局どっちがいいか、ということですが、本当に好みの問題です。ミネソタ型とおトン型は、ともにどちらも「ジバエンブ」を名乗ってはいますが、まったく別のデッキといってもいいでしょう。
以下に上記したことやその他特徴を列記しますので、もしよければ参考にしてください。
ミネソタ型
・ふたごで展開できれば楽、できなければ詰み。
・メインアタッカーはジバコイルになるので、ジバコラインが太い。
・EXポケモンが主体でないデッキには、レックデオがいる分有利。
・序盤の展開はある程度パターン化されている。
・エネ管理がシビア。
・アタッカーを切らさないために常にジバコイルを用意するルートを考える。
おトン型
・ドーブルで展開できれば楽。
・メインアタッカーがジバコイル以外にもいるので、スペースの関係でジバラインが細めでも問題ない。
・EXポケモンが主体でないデッキ、特にトルネロスEXが苦手なゼクロム(BW1)が大の苦手。
・序盤の展開パターンが体系化されておらず、回し方に慣れるまで大変。
・エネ管理が割と楽。
・極論を言えば、ジバコイルがいなくとも殴り続けることは可能なので、手札管理が楽。
コメント
おースゲー
かなり的確やな〜
じゃあこれも踏まえて2回目書こうかな(w
第二回楽しみにしてますね。
タピオカさん>
構築と考察楽しみにしてますー。
まさやとあきとの母さん>
質問にお答えしますと、
チラチーノが前のターンに「エコーボイス」という技を使ってさえいれば、前のターンのダメージが50ダメージであろうと100ダメージであろうと、技のダメージは100ダメージになります。
だから毎ターン1体のチラチーノが「エコーボイス」で攻撃していれば、毎ターン100ダメージを相手のポケモンに与えることができます。
ただし、チラチーノがベンチに戻ったりするとその効果がなくなる(はず)だったので注意してください。