お久しぶりです。
 一部の人からは亡き者として扱われていそうですが、なんやかんやで生きています。おトンです。

【世界大会の話】
 まずは、参加された日本の皆さん、お疲れ様でした。
 今回は(も?)自分がやっていたことは知人のレポをちまちまと読んでいるだけでしたが、それでも様々な方の奮闘がうかがえました。
 そして準優勝したウゴリンくん、おめでとう!
 あの宴の席ではまさかここまで活躍するとは…と思っていたので、いい意味で期待を裏切られました。いや、本当にすごい。
 これもご家族の支えがあったからですね、トムリン家のみなさん、本当におめでとうございます。


【運の話】
 巷で「運を引きこむ」とかいう本が、もうずいぶん前から横行しておりますが、そういう本に書いていることは実践しても、おそらくポケカなどのカードゲームにおける運は上がらないと思います。当たり前ですが。
 でも、それらの本に書いてあることの一部は、参考にならなくもないです。
 それは「状況はとらえようによっていくらでも変わる」ということです。

 なんだか勘違いしている人もいるみたいですが、どれだけプレイングを上達させても確率に支配される部分は、TCGなら必ずあります。
 たかだか一回の対戦のスタートに、引けども引けども展開できずに負けることなんて、それこそざらにあります。
 それを否定するなら、多分その人は将棋やリバーシをやったほうがいいのでは、といつも思ってしまいます。
 どれだけ構築を煮詰めて事故を起こさない確率をあげても、事故ることは必ずあります。
 3戦中の貴重な一戦をそうして落とすかもしれません。もしかしたら、1戦マッチの場合、自分の関与できないそんな理不尽なところだけで、大げさに言えば、自分の運命が決まってしまいます。
 運が悪いから負けたとかいう言い訳もあるかもしれませんが、誰にだって運が悪いときはあります。なのに、さも自分だけが不幸であるかのようにふるまうのは、少し違うと思います。このようなカードゲームでは、どうしても与えられた選択肢からの選択しか行えません。自分の望まない選択肢のみを突き付けられて、それを理不尽だということに、僕は違和感を覚えます。
 大事なことは、与えられた選択肢の中で最善を尽くすことです。
 そして、理不尽な負けにくよくよせず、正当な負けなら反省することだと思います。

 今回の世界大会では、「日本人はいろいろ惜しかった」という表現をされている方がいらっしゃいましたが、紙一重の負けは理不尽な負けです。そこまで頑張った自分をほめるべきだと思います。

「強いってことは、泣かないことじゃない。
 泣いてもまた笑えること。」
 という言葉を、女子サッカーの澤穂希選手が言っていたそうです。
 今回の結果に悔しい思いをした方は、それを乗り越えることで、本当に「幸運」になれるんだと思います。


 まあいまだに名古屋クライマックスの一戦を引きずっている自分が言えたことではありませんがね(殴

コメント

ロッキー
ロッキー
2013年8月15日12:05

呼ばれた気がして。こんにちは。

>状況はとらえようによっていくらでも変わる
とても腑に落ちます。
天の配パイに逆らわず、最善を尽くすのがプレイヤーのつとめですね。

僕の「いろいろと惜しかった」は、色んな日本人が天にそっぽを向かれたな、ぐらいに読んでいただけたら幸いです。

来年の「幸運」に今から会いに行く。そう思って日々を過ごすことにします。
良い記事でした。

キルミーあかさき
2013年9月6日17:54

>>六輝さん
始めにも書いてますが、これはあくまで個人的見解の一つに過ぎないので、あまり深く考えないでくださいな。
天の配パイなんてプレイヤーのあずかりしらぬ所の領域ですので、そんなところで一々愚痴っていたらキリがないよ、というお話です。

来年の幸運に今から会いに行く、とても素敵な言葉ですね。
僕も頑張って来年は幸運を掴みたいです。

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