今更バトクロについて振り返ってみる話。
2017年1月24日 でっきれしぴ これはあくまで僕の回顧録の一種なので、読みづらくてもご容赦ください。
あとこれはあくまで僕個人の意見であり、チームかっちょの総意ではありません。
・環境読みと各々のデッキ選択
それまでの自主大会と、調整練習の結果から、明らかに以下のようなメタ構造だということは明確でした。
Tier1 ボルケニオン、レックウザ
Tier2 ゲロゲジュナイパー、ラフララ、ブラゾロ
Tier3 ビークイン派生、行進派生、WTB
ボルケニオン、レックウザは明らかにデッキパワーが高く、まずは他のデッキよりも先に優先して対策を講じる必要がありました。具体的には、
・ボルケニオンの序盤の立ち上がりから終盤のボルケニオンEXをしっかりとさばき切る道筋を用意している。
・レックウザが先にブンまわしてきたときにも後追いで対応できる。
という二点の問題です。そして、これらのTier1のデッキをもし自分が使う上で避けて通れないのが「ミラーマッチについてのジレンマ」です。
ミラーマッチのジレンマとは、ミラーマッチを意識した対策を積んだ場合、ほとんどの他の対戦ではそのカードが有効に働かず、結果として勝率が下がるというものです(勝手に命名)。デッキパワーを下げることなくこれらのトップメタデッキで勝ちきるには、プレイングはもとより、運にも大きく左右されてしまいます。特に僕とぼーしさんは運に、かっちょはプレイングに、こばゆうさんは(社畜による)練習量的にこれらのデッキを使うことはあまり考えませんでした。というか、ぶっちゃけると最初からトップメタを使うつもりなんて理屈じゃなくて感情論的にありませんでした(笑)。
結局調整している過程で、ボルケとレックに勝てるようにするには、まずダストダス使うのが手っ取り早いでしょってなった。だからチームで3人がダストダスを使うという選択肢を取りました。ダストダスのデッキはボルケニオン、レックウザは当然として、それ以外のデッキにも一定以上の効果が期待できることはこの特性依存環境を見れば明らか。特に(あまり意識はしていなかったものの結果的に多かった)ジュナイパー派生のデッキに対してもかなり強く出ることができたのは間違いではなかったと思っています。
結果的には、かっちょが「使いたい」と言ったMミュウツーデッキをぼーしさんと僕とかっちょの三人で調整し、細かい部分の調整を前日にしてこばゆうさんとかっちょは同じMミュウツーダストダスを使うことに。体感的にはレックもボルケも7割以上は勝てる構成だったので構築的にはまず文句のない構成でした。
一番難航したのが僕のデッキで、たたき台のデッキを作ってからなんとかボルケニオンに勝てるようにそれこそ一か月近くぼーしさんのボルケとスパーリングしました。結局1週間前くらいから「理屈上は5割よりちょい有利」という感じだったのですが、結局ボルケに勝てたのは前日になってからでした。プレイングの脇の甘さをなくし、構築の甘えをなくしていく過程で僕自身ポケモンカードが500倍くらいうまくなりました。デッキレシピの紹介は後でします。
んでぼーしさんのデッキですが、結局僕やらかっちょやらの調整に付き合っていただいたんで2日前くらいにノウハウが自分の中でしっかりあるデッキを握ればプレイングでなんとかやるやろう、とドータレックを握ることになりました。
・かっちょ:Mミュウツーダストダス
・こばゆう:Mミュウツーダストダス
・ぼーし:Mレックウザドータクン他
・僕:エンテイゾロアークケンタロスGXダストダス
・私の使用デッキ解説(XY~SM1)
ここからは僕の使用したデッキとその解説です。
ポケモン 15
4 ゾロア
3 ゾロアーク
2 エンテイ(コンバットブレイズ)
2 ケンタロスGX
2 ヤブクロン
1 ダストダス
1 シェイミEX
サポーター 16
4 プラターヌ博士
3 N
3 リーリエ
2 フラダリ
2 オカルトマニア
2 鍛冶屋
グッズ 16
4 ハイパーボール
3 バトルサーチャー
2 ターゲットホイッスル
1 すごいつりざお
4 ちからのハチマキ
2 軽石
スタジアム 2
2 灼熱の大地
エネルギー 11
7 基本炎エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
【コンセプト】
環境を見ると並べるデッキが多いため、ゾロアーク使っておけばとりあえず間違いはないでしょっていう発想。あと、前述の理由によりダストダスは環境にぶっ刺さっていると感じたので当然採用。ここまでの仮案での課題が以下の二点です。
①エネルギー供給に不安
ゾロアーウはダブル無色を要求してくるため、ダブル無色エネルギーがないときの行動が保障されているカードが欲しいと感じました→エンテイは鍛冶屋でも動き、最低限ゾロアークと合わせると相手のEXポケモンを一撃で落とすことができるため採用。
②単騎戦を相手が仕掛けてきた時の対処法
当然ゾロアークやエンテイは相手がベンチにポケモンを並べてこなかった場合にはまったくの無力なので、一体で時間をかけて無双するようなデッキの場合に互角に打ち合えるカードが欲しい。→ケンタロスGXはGXワザ「マッドブル」を使えば比較的2:2交換に持ち込みやすく、また対ボルケニオン戦においてはケンタロスGXを一撃で倒したいがために相手が展開してくるため終盤有利に立ち回ることができる。
以上からエンテイとケンタロスGXを採用するのは必然の流れで、この根幹のコンセプトは変えず、よりコンセプトを実現しやすくするために配分を変えていったのが上記レシピになります。
・ポケモン
上記通りです。エンテイ、ケンタロスGXは対戦中に一回使えればよいと考えていたので2枚ずつ。ダストダスは相手に意識させる(=軽石ヤブクロンにフラダリを打たせる)ことが大事なので2-1ライン。ゾロアークはメインアタッカーなので4-3で立てやすさを意識しました。
・サポーター
一部レシピからは考えられないドロソ他の厚さですが、まずグッズロックがかかっていてもしっかりと動けることを想定した配分になっております。正直ドロソ8枚のレシピとか見ると「ふ^^ん」ってなります。(まあここは好みの問題なので)
・グッズ
現物重視なのでサーチャーは3枚で事足りました。フラダリ、オカマ、鍛冶屋を3回以上打つ場面はほとんどありませんからね。
あとは打点アシストとなるターゲットホイッスルと4枚のちからのハチマキのおかげでボルケ戦の勝率を担保しています。軽石は2枚だけですが、ダストダスが縛られて負けることを現環境では想定しづらかったので積極的にハチマキを貼りに行きます。
・スタジアム
ドロサポ10枚じゃ足りなかったので灼熱の大地を採用しました。スタジアムがないとうねりの大海とかスカイフィールドがゲロ重いシーンがあり、結局自分が理想的なデッキの動かし方をすればほとんどのデッキに5割以上取れる自信があったのもあります。
・エネルギー
11枚ありゃなんとか引けるでしょ()。
毎ターン手張りすることを前提にしているのでこれくらい入れないと足りないというのが体感としてあったので。
あとこれはあくまで僕個人の意見であり、チームかっちょの総意ではありません。
・環境読みと各々のデッキ選択
それまでの自主大会と、調整練習の結果から、明らかに以下のようなメタ構造だということは明確でした。
Tier1 ボルケニオン、レックウザ
Tier2 ゲロゲジュナイパー、ラフララ、ブラゾロ
Tier3 ビークイン派生、行進派生、WTB
ボルケニオン、レックウザは明らかにデッキパワーが高く、まずは他のデッキよりも先に優先して対策を講じる必要がありました。具体的には、
・ボルケニオンの序盤の立ち上がりから終盤のボルケニオンEXをしっかりとさばき切る道筋を用意している。
・レックウザが先にブンまわしてきたときにも後追いで対応できる。
という二点の問題です。そして、これらのTier1のデッキをもし自分が使う上で避けて通れないのが「ミラーマッチについてのジレンマ」です。
ミラーマッチのジレンマとは、ミラーマッチを意識した対策を積んだ場合、ほとんどの他の対戦ではそのカードが有効に働かず、結果として勝率が下がるというものです(勝手に命名)。デッキパワーを下げることなくこれらのトップメタデッキで勝ちきるには、プレイングはもとより、運にも大きく左右されてしまいます。特に僕とぼーしさんは運に、かっちょはプレイングに、こばゆうさんは(社畜による)練習量的にこれらのデッキを使うことはあまり考えませんでした。というか、ぶっちゃけると最初からトップメタを使うつもりなんて理屈じゃなくて感情論的にありませんでした(笑)。
結局調整している過程で、ボルケとレックに勝てるようにするには、まずダストダス使うのが手っ取り早いでしょってなった。だからチームで3人がダストダスを使うという選択肢を取りました。ダストダスのデッキはボルケニオン、レックウザは当然として、それ以外のデッキにも一定以上の効果が期待できることはこの特性依存環境を見れば明らか。特に(あまり意識はしていなかったものの結果的に多かった)ジュナイパー派生のデッキに対してもかなり強く出ることができたのは間違いではなかったと思っています。
結果的には、かっちょが「使いたい」と言ったMミュウツーデッキをぼーしさんと僕とかっちょの三人で調整し、細かい部分の調整を前日にしてこばゆうさんとかっちょは同じMミュウツーダストダスを使うことに。体感的にはレックもボルケも7割以上は勝てる構成だったので構築的にはまず文句のない構成でした。
一番難航したのが僕のデッキで、たたき台のデッキを作ってからなんとかボルケニオンに勝てるようにそれこそ一か月近くぼーしさんのボルケとスパーリングしました。結局1週間前くらいから「理屈上は5割よりちょい有利」という感じだったのですが、結局ボルケに勝てたのは前日になってからでした。プレイングの脇の甘さをなくし、構築の甘えをなくしていく過程で僕自身ポケモンカードが500倍くらいうまくなりました。デッキレシピの紹介は後でします。
んでぼーしさんのデッキですが、結局僕やらかっちょやらの調整に付き合っていただいたんで2日前くらいにノウハウが自分の中でしっかりあるデッキを握ればプレイングでなんとかやるやろう、とドータレックを握ることになりました。
・かっちょ:Mミュウツーダストダス
・こばゆう:Mミュウツーダストダス
・ぼーし:Mレックウザドータクン他
・僕:エンテイゾロアークケンタロスGXダストダス
・私の使用デッキ解説(XY~SM1)
ここからは僕の使用したデッキとその解説です。
ポケモン 15
4 ゾロア
3 ゾロアーク
2 エンテイ(コンバットブレイズ)
2 ケンタロスGX
2 ヤブクロン
1 ダストダス
1 シェイミEX
サポーター 16
4 プラターヌ博士
3 N
3 リーリエ
2 フラダリ
2 オカルトマニア
2 鍛冶屋
グッズ 16
4 ハイパーボール
3 バトルサーチャー
2 ターゲットホイッスル
1 すごいつりざお
4 ちからのハチマキ
2 軽石
スタジアム 2
2 灼熱の大地
エネルギー 11
7 基本炎エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
【コンセプト】
環境を見ると並べるデッキが多いため、ゾロアーク使っておけばとりあえず間違いはないでしょっていう発想。あと、前述の理由によりダストダスは環境にぶっ刺さっていると感じたので当然採用。ここまでの仮案での課題が以下の二点です。
①エネルギー供給に不安
ゾロアーウはダブル無色を要求してくるため、ダブル無色エネルギーがないときの行動が保障されているカードが欲しいと感じました→エンテイは鍛冶屋でも動き、最低限ゾロアークと合わせると相手のEXポケモンを一撃で落とすことができるため採用。
②単騎戦を相手が仕掛けてきた時の対処法
当然ゾロアークやエンテイは相手がベンチにポケモンを並べてこなかった場合にはまったくの無力なので、一体で時間をかけて無双するようなデッキの場合に互角に打ち合えるカードが欲しい。→ケンタロスGXはGXワザ「マッドブル」を使えば比較的2:2交換に持ち込みやすく、また対ボルケニオン戦においてはケンタロスGXを一撃で倒したいがために相手が展開してくるため終盤有利に立ち回ることができる。
以上からエンテイとケンタロスGXを採用するのは必然の流れで、この根幹のコンセプトは変えず、よりコンセプトを実現しやすくするために配分を変えていったのが上記レシピになります。
・ポケモン
上記通りです。エンテイ、ケンタロスGXは対戦中に一回使えればよいと考えていたので2枚ずつ。ダストダスは相手に意識させる(=軽石ヤブクロンにフラダリを打たせる)ことが大事なので2-1ライン。ゾロアークはメインアタッカーなので4-3で立てやすさを意識しました。
・サポーター
一部レシピからは考えられないドロソ他の厚さですが、まずグッズロックがかかっていてもしっかりと動けることを想定した配分になっております。正直ドロソ8枚のレシピとか見ると「ふ^^ん」ってなります。(まあここは好みの問題なので)
・グッズ
現物重視なのでサーチャーは3枚で事足りました。フラダリ、オカマ、鍛冶屋を3回以上打つ場面はほとんどありませんからね。
あとは打点アシストとなるターゲットホイッスルと4枚のちからのハチマキのおかげでボルケ戦の勝率を担保しています。軽石は2枚だけですが、ダストダスが縛られて負けることを現環境では想定しづらかったので積極的にハチマキを貼りに行きます。
・スタジアム
ドロサポ10枚じゃ足りなかったので灼熱の大地を採用しました。スタジアムがないとうねりの大海とかスカイフィールドがゲロ重いシーンがあり、結局自分が理想的なデッキの動かし方をすればほとんどのデッキに5割以上取れる自信があったのもあります。
・エネルギー
11枚ありゃなんとか引けるでしょ()。
毎ターン手張りすることを前提にしているのでこれくらい入れないと足りないというのが体感としてあったので。
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